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がりことぐれ猫たち〜男気








にゃにゃ…
今日も寒いにゃんね。
あたちは今日も一日、おコタから出られませんにゃ…

「ちくわ!今日もコタツ入りっぱなしやないけ…」
「脱水するやで…冬だからって、油断してるとな!」



これは?あたち用の吸い飲みでちゅ
あたちの水分補給のブタしゃん
お水を飲まないあたちに、おばちゃんが一日に数回、ブタしゃんを使って水分補給してます。
冬場でも脱水するので、みなしゃんもお気をつけくだしゃい。


ゴーゴー、ザザザー、ザザザー、ヒューヒュー
お互いに背中をピッタリとつけて、輪になっているあたちたちを、激流が囲んでいる。
「に、ににゃあ…あたしたち…どうにゃるにゃ…」
チェリーちゃんが恐る恐る言った。
「早く、にゃんとかしないと!」
トムくんも震えている。
「あにゃ…かあちゃん〜助けてにゃあ〜、ボクまだ死にたくにゃいにゃ!」
「ジジ、冷静になるんにゃ、何か方法があるはずにゃ」
チョコねえさんが、ジジくんを諭すように言った。
「こ、怖いにゃ…、しももねえさん…」
「うう…シャ!」
あたちは、全身が恐怖でブルブル震えていた。
ゴーゴー、ザザザー、ザザザー
「きゃ!あれ見てにゃ!」
チェリーちゃんが叫んだ。
チェリーちゃんが言った方向を見ると、折れた老木が流れてくるのが見えた。
老木は、大きな岩にあたって、流されずにとどまっていたが、そこから外れて勢いよく流されてきたのだ。
老木は、あっという間に、あたちたちのいる中州まで迫ってきた。
バシャ、バシャン、バシャン、ドボン、ドボン、ドボン
その時、水の中に何かが飛び込む音がした。
激流の川に、何匹かの猫が飛び込んだのだ。
「にゃ、にゃんこにゃ!」
あたちは、びっくりして叫んだ。
猫たちは、あたちたちの前に流れてきた老木を、みなで押さえつけた。
中州から川岸までの間に、老木の橋ができたのだ。
「ちくわ!早く、それを渡って来るんだ!」
「ちくちゃん!早く早く!」
川岸から聞こえたその声の主を見ると、サブローさんとあんずちゃんだった。
「にゃ、サブローしゃん!、あんずちゃん!」
「シャ!みんな行くにゃ!」
すももねえさんが、橋に飛び乗った。
あたちたちは、順番に橋を渡り、川岸まで上がることができたのだ。
あたちたちが渡っている間、橋を支えているのは、サブローさんの子分の猫たちだった。
「う、う、うにゃ…」
「ぎゃ、ぎゃ…あ、頑張れ!」
「ヒ、ヒイ…、なんの…これしき!」
子分たちの猫は、激流に流されないように、必死に耐えている。
橋を渡るのは、あたちが最後になった。
あたちは老木に飛び乗った。
「にゃにゃ…」
グラグラ…グラグラ…
「ヒ、ヒー、や、や、やば…い」
支えている子分の猫の一人が、流れに足をすくわれた。それにつられてその隣の猫の体もグラついた。
「にゃ、ちくちゃん!は、早く渡って!」
あんずちゃんが叫んでいる。
「は、はにゃあ…」
あたちは、おもわず体がよろめいた。
ド、ドボン!
その時、サブローさんが、川に飛び込んだ。
「お、親分!」
サブローさんは、子分の猫たちと一緒になって、老木を支えた。
「ちくわ、へたれてるんじゃねい、さあ、早く渡れ!」
「にゃにゃ…」
あたちは、橋を渡り切り、岸に上がろうとジャンプした。
「う、うわあー」
その瞬間、老木の橋は崩れ、支えていた猫たちが流された。
「サ、サブローしゃん!」
降る帰ると、流れにサブローさんも巻き込まれていた。
あんずちゃんが、駆け寄ってきた。
「ちくちゃん、サブローさんたちは、あたしに任せて、さあ、行って!」
「あんずちゃん…ありがと、にゃ」
あたちは、あたちを待っていた、みんなのもとに走って行った。
あたちたちは、サブローさんとその子分たちの、男気溢れる行動に、命を救われたのだった。

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ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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