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がりことぐれ猫たち〜お約束



今日は、クリスマスイブイブでちゅ
おばちゃん、朝からこんなイタヅラを…
「にゃ!また、ハゲできるにゃよ」


とりあえず、メリークリスマスにゃ

「シャ!みんな…そんにゃに、押すんじゃにゃいにゃ!」
「早くしないと、あの子、どこかにいっちゃうにゃ!」
「ジジ!人ごとだと思ってにゃ!」
すももねえさんは、ゆいちゃんにジリジリとにじりよった。
「にゃにゃ、こんなはずにゃ、なかったんにゃけどにゃ、シャ!」
「にゃ、しももねえさん、得意の匍匐前進にゃね」
「無条件に入れるにゃんねえ〜」
「ジジくんどこににゃ?」
「ちくちゃん、それはにゃ、陸上自衛隊にゃよ、あんな上手い匍匐前進ならにゃ、にゃにゃにゃ」
ジジくんの言ったことに、みんは大ウケした。
交渉係を免れたみんなは、すももねえさんの行動をお気楽に眺めていることができる。
そうこうしていると、すももねえさんは、ゆいちゃんの座っているベンチに近づいた。
ゆいちゃんが、すももねえさんに気がついた。

「あっ、猫ちゃん、こんにちは、こっちへおいで…」
「にゃ…」
「猫ちゃん、ゆいは怖くないから、大丈夫だよ」
「にゃ…」
「うん、猫ちゃん、お腹が空いてるの?」
「う〜シャ!」
「えっ、違うのかな?」
「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん」
「お腹は、空いていないんだね」
「にゃにゃにゃにゃ〜ん」
「えっ、猫ちゃん、凄いな、ゆいの言ってること、わかるんだね」
「にゃにゃにゃ〜ん」
「じゃ、猫ちゃんは…そうだ、ゆいとお友だちになる?」
「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん」
すももねえさんは、ゆいちゃんの座っているベンチに飛び乗った。
そして、ゆいちゃんの広げているがりこの絵を手で触った。
「あっ、猫ちゃん、これはね、ハルコなの…」
「ハルコはね。ハルエおばちゃんと暮らしていたんだよ」
「おばあちゃんは、最初、おじいちゃんと暮らしていたんだけど、おじいちゃんが死んじゃって、とっても寂しかったの…」
「そこにね、赤ちゃんだったハルコが家にやって来たんだって…」
「おばあちゃんはね、ハルコと一緒に暮らすようになって、とっても元気になったんだって」
その時、すももねえさんは、チョコねえさんが持ってきた、がりこの首輪を自分の首から外し、手に取りゆいちゃんに見せた。ゆいちゃんは、それを受け取って不思議そうに言った。
「あっ、猫ちゃん、これはなに?猫の首輪…かな…?」
すももねえさんは、絵の中のがりこを手で触った。
「えっ、これは…ハルコの首輪なの…?」
「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん」
「本当?猫ちゃんは、ハルコのお友だち?」
「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん」
「あっ、そうだ、ゆいは、おばあちゃんに、お約束したことがあったの…」
ゆいちゃんは、そう言うと、すももねえさんの耳元で何か話し始めた。
「猫ちゃん…、できるかな?」
「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん」
「猫ちゃん、ゆいとのお約束だよ」
ゆいちゃんは、そう言うと、がりこの絵をすももねえさんに差し出した。
すももねえさんは、ベンチに置かれたがりこの首輪を差し出した。
「猫ちゃん、これと交換するの?」
「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん」
すももねえさんは、首輪をゆいちゃんに渡すと、がりこの絵をくわえた。
その時、人影が近づいて来たので、すももねえさんは慌てて、その場から駆け出して行った。
「猫ちゃん、またね」
ゆいちゃんは、そう言うと、幼稚園の先生のもとにかけて行った。

時刻は夕刻に差し掛かっていた。
ここに来た頃は、穏やかな良いお天気であったが、この頃には、風が強くなり、雨もポツリポツリと降り出しはじめた。ゆいちゃんから、絵をもらったあたちたちは、帰り道を急いだ。

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プロフィール

ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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