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がりことぐれ猫たち〜一枚の絵



にゃあ〜今日も一日さぶ〜にゃね


冬はおコタからでられませんにゃ!


あたちは、すももねえさんと一緒に各部屋を見て回った。
トムくんの言ったように、各部屋の入口には、名前の書かれたネームプレートがあった。
「しももねえさん、ここは、一体何人の人が暮らしてるんにゃろか?」
「そうにゃね、一部屋に4人部屋とすると…」
「上の階もあるから、180人位にゃないの…」
「はるえさん、ここで見つかるといいにゃね」
「大丈夫!きっと見つかるにゃ」
「にゃあ!しももねえさん!見てにゃ!」
「シャ!見つけたにゃ!」
あたちたちは、近藤ハルエと書かれたネームプレートを見つけたのだ。
「しももねえさん、ハルエさんの部屋にゃ!」
「にゃにゃ!ここにいるんにゃね」
「う…にゃ、ちくわ!入るにゃよ!」
あたちたちは、周りを見渡し、誰もいないのを確認すると部屋にそっと入って行った。
部屋には、4台のベットが置かれたいた。
夕飯の時間に差し掛かっていたので、ベットの上には誰の姿もなかった。
「にゃあ〜誰もいにゃいにゃね、しももねえさん」
「今は、夕飯時だから、ご飯食べに行ってるんにゃにゃいのかな…」
「あにゃ!」
「シャ!ちくわ!どうしたにゃ?」
「しももねえさん、あれ見てにゃ」
窓際のベットの枕元に、一枚の絵が飾ったあるのが見えた。
そばまで行って見ると、それは猫の絵だった。
「あにゃあ〜下手くそな、絵にゃ…」
「うにゃあ〜でも、これって、猫の絵だよにゃ」
「本当にゃ、猫にゃね」
その時、部屋に入って来る人の気配がした。
「シャ!ちくわ!隠れるにゃ!」
あたちたちは、慌ててベットの下に潜り込んだ。
薄緑のポロシャツを着ているので、ここの職員のようだった。
職員は二人で、あたちたちの隠れているベットの周りの片付けをはじめた。
「あっ、これどうする?」
「なに?あ〜猫の絵ね」
「ハルエさんが大切にしていたからね。これは、ご家族に返そうか?」
「そうだね…、でもそれって何だったの?」
「え〜知らないのお〜!ハルエさんが、飼っていた猫の絵だよ」
「青空幼稚園のゆいちゃんが書いた絵」
「あ〜ゆいちゃんね。ハルエさんと仲が良かったからね」
「ハルエさん、その猫のことが大好きでね」
「ハルエさん家で倒れて、病院に入院して、そのまま家に帰らずここに入所になったでしょ」
「だから、その猫のことが心配で、心配で…」
「あ〜、ゆいちゃんにも、そのことを話していたみたいだから」
「そうなんだ、そういえば、ゆいちゃん、ハルエさんの隣に座って、絵を書いていたわ」
「そうそう、それそれ」
その時、小さな人影が部屋に入ってくるのが見えた。
「あ、ゆいちゃん!」
「こんにちは…おねえちゃん!ハルエおばあちゃんは?」
「おトイレに行ってるの?それともご飯?」
「ゆいちゃん…ハルエおばあちゃんは…」
「どうしたの?おねえちゃん」
「ハルエさんはね…」
職員の言ったことは、あたちたちにとって信じがたい言葉だった。


これ誰にゃあ?



お蕎麦屋さんの看板娘、まりんちゃんにゃ
お洋服はいつも着ているけど、このパーカーの帽子は、勘弁してって感じにゃね。
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ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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