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がりことぐれ猫たち〜さすが年の功




「おばちゃん!あのさあ〜」
「なんや?ちくわ!」
「あたちのご飯にゃけど…変わったんにゃ?」
「そうや、ロイヤルカナン、肥満児用や!」
「にゃにゃあ!チマンジ…?」
「チマンジやない、肥満児や!」
「今日からお前は、ダイエットせやいかんのや」
「痩せないと、膀胱炎の再発の心配があるんやと」



先日の膀胱炎のオシッコ検査の結果が出て、あたちは、尿石ができやすい体質ということがわかりまちた。
原因は、栄養過多…にゃにゃ、肥満でちゅ
と言うことで、あたちはダイエットをちゅることになったようにゃ
ロイヤルカナンは、食事療法のご飯にゃ
あたちの現在の体重は、4.6kg!おデブ???
ダイエット目標は、4kg、どうにゃることやらね


ジジくんが、恐る恐る言った。
「にゃ、ボクらが、ここに来た目的は…」
「はるえさんに、会いに来たんですよにゃあ?」
「シャア!ジジ、何を、今さら!」
「そうにゃよ、ジジくん何を言ってるにゃ?」
すももねえさんが言ったのを受け、あたしも言った。
「にゃにゃあ!もしかして、ジジくん、ここは、人間がたくさんいるから、急に怖くなっにゃ?」
「そうにゃ、ジジ!お前は、超ビビリだからにゃ!」
「チェリーちゃん、トム、そうじゃにゃくてにゃ…」
「シャ!いったい、何にゃんにゃ!」
気の短いすももねえさんが少し苛ついて言った。
「ここは、人間が、沢山いるわけですよにゃ…」
「ボクらの中で、誰も、はるえさんの顔を知っていない…にゃ!」
「いったい、どうやって、はるえさんを見つけ出すんですにゃ?」
「……………」
みんなは、ジジくんの言ったことを聞いて、そのまま固まってしまった。
ここまで、その時の勢いで行動してしまったあたちたちは、肝心なことを忘れていたのだ。
にゃ、あたちたちにすれば、こんなことはよくあることで、今にはじまったことじゃにゃいけどにゃ。
「にゃあ〜ん、にゃめよお〜にゃめ、にゃめ〜」
あにゃにゃにゃにゃにゃあ〜
すももねえさんが言ったので、みなから笑いがおこった。
「あにゃあ〜、それにしても、どうするにゃん?しももねえさん…」
「ううう〜…」
「こんなこともあろうとにゃ」
「あにゃ、チョコねえさん」
そこへ、建物の偵察に行っていた、チョコねえさんが戻って来た。
「こんなこともあるだろうと、念の為に、これを持ってきてるにゃ」
チョコねえさんは、そう言うと、年期のはいった古い首輪を差し出した。
「この首輪は、がりこが持っていた物にゃ」
「あたしたちが、ここに来る前に、がりこがあたしに預けたんにゃ、今思うとがりこは、こうなることを知っていたのかも知れないにゃ」
「これを手がかりにして、はるえさんを探して欲しいってことなんだろうね」
「そうだったんにゃ!さすがチョコねえさん!」
すももねえさんが言った。
「にゃ、伊達に年を取ってにゃいにゃ」
「ジジ、なんか言ったかにゃ!」
「いやいや、さすが年の功ってことですにゃ」
「シャ!これを手がかりにはるえさんを探すにゃ」
「この建物の裏道に、非常階段があるから、それを使えば上の階に行けるにゃ」
偵察に行ってきたチョコねえさんの話だと、この建物の一階は、高齢者の日帰りのデイサービスと多目的ホール、相談窓口などで働く職員が多く行きかっていて、はるえさんが暮らすだろうフロアは、二階と三階にあるらしかった。あたちたちは、チョコねえさんが言った建物の裏にまわり、上のフロアに潜入することにしたのだ。

あたちたちは、螺旋になった非常階段を登って二階に上がって行った。踊り場から隣の部屋のベランダに移動した。各部屋にはベランダがあって、そこを通ると建物を一周することができた。
窓が空いている部屋があったので、あたちたちは、そこから部屋に入り、二階のフロアに入ることができた。
部屋から廊下に出て見ると、車椅子に乗っている人、手すりに捕まって歩いている人、景色の見える窓際で、談笑している人たちがいた。みなお年寄りだった。同じ薄緑色の上着を着ている人が、何人か気ぜわしく動いていた。これは、ここの職員だろう、若い職員も多く見かけることができた。
「にゃ、あれはにゃ!」
あたちたちが、廊下に置かれたリネンの大きな袋の横に、身を潜めて行き交う人が通りすぎるのを待っている時、何かを見つけてトムくんが言った。
「すももねえさん、あれ見てにゃ」
見ると、部屋にの入口には、山田ミツ、飯島光子…、何枚かのネームプレートが掲げてある。
この部屋を利用している人の名前だった。
「部屋の前のネームプレートで、はるえさんの名前を見つければ、探すのが早いですにゃ」
「にゃにゃ、そうにゃね。シャ!全員で動くと目立つから、それぞれに分かれて探すことにするにゃ」
すももねえさんの指示により、ジジくんとトムくんは今いる場所から反対側から各部屋を回ることになった。
チェリーちゃんとチョコねえさんは、職員がつめているステーションと大きな食堂で情報収集、あたちとすももねえさんは、ジジくんたちと反対の各部屋を回って探すことになった。


これ!誰にゃあ?
カーテンの影で、そっと…



正解は、すももねえさんでした。


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No title

我が家の性格の悪いマオは7キロあります。
年がら年中「メシよこせ、腹減った」と言っています。

Re: No title

こんにちは、お久しぶりですにゃ!
にゃ!マオちゃんは、7キロ!
一緒にダイエットするにゃんね。
プロフィール

ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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