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がりことぐれ猫たち〜がりこの救出2〜


赤いカーネーション!ちれいにゃね

がりこが警察に連れて行かれてから3時間ほど経過していた。
7月の初夏を迎え日が長いとはいえ、時刻は夕刻になっていたので、あたりは少し薄暗くなりはじめていた。
あたちたちは、青空動物病院に向かっていた。がりこをそこから逃がすためにだ。
その動物病院は、あたちたちの寿司屋からいくらも離れていなかったので、たどり着くには時間はかからなかった。既に病院の診察は終わっていたようで、その入口は閉まっていた。がりこは、この中にいるはずである。

「にゃにゃ…入口、閉まってるにゃ…」
「しももねえさん、どうするにゃ?」
「ともかく、中に入らないとにゃ!」
「入口は無理だから、どこか窓とか空いてる所ないか探そうにゃ!」
「ぼくたちが見てくるにゃ、ジジ行こうにゃ!」
トムくんはそう言うとジジくんと病院の裏手に向かって行った。
しばらくして二人が帰って来た。

2014051711311655e.jpg
ちょっと眠そうなトムくんにゃ


視線の先は?訴える表情のジジくんにゃ

「すももねえさん、どこの窓も閉まっているにゃ!」
「中に入るには、何か別の方法を考えないと…」
「シャ!困ったにゃ…」
「すももねえさん、ボクに考えがあるにゃ!」
ジジくんは、そう言うとトムくんを連れ立って病院の入口までかけて行った。
そして、その場で立ち止まった二人は、大きな声で鳴き始めた。
「うう〜うう〜ぎゃ〜」
「シャア〜うう〜、ぎゃあ〜」
二人は睨み合い、雄猫同士でありがちな喧嘩を始めたのだ。
「にゃにゃ…いったいあの二人どうしたんにゃ」
「喧嘩をしてる場合じゃにゃいのににゃ」
「にゃにゃにゃ…ちくわ!わかったにゃ!」
「二人は入口の前で騒いで、中から人が出て来るように仕向けているんにゃよ」
二人の唸り声は更に大きくなって、遂に取っ組み合いの喧嘩を始めた。
「シャシャ!ううう〜ううう〜」
「あああ〜ううう!あああ〜シャア!」
絡み合った二人は、エキサイトして道路に転がった。
「シャ…トム!お前、手加減しろにゃ」
「にゃにゃ…ついつい本気になったにゃ…」
その時、病院の入口のドアが開いて、中から人が顔を覗かした。
その隙にジジくんが病院の中に駆け込んで行った。
ドアを開けた人は、びっくりして、ジジくんを追いかけた。
「みんな!今にゃ!」
トムくんが合図したのを見て、あたちたちは病院内に駆け込んで行った。
全員が潜入したの見計らって、ジジくんが病院の外に逃げ出した。
「もう〜いったい何なの…」
ジジくんを追いかけていた人は、そう言うと溜め息をついてドアを閉めた。


おデブにゃんて言わにゃいでにゃ…


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ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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