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がりことぐれ猫たち~ぐれ猫仲間2

ジジくんとトムくんの二人は、とても気の合う雄猫同士だ。
何やらとっても楽しそうだが、どうやら最近とても気になるあの子たちのお話しらしい。
「トムくん、くるみちゃんているにゃん!あの豆腐屋の…」
「三毛子のくるみちゃんにゃ…あの子がどうしたにゃん」
「この前、デートに誘ったんにゃ?」
「隣町のぼくのお気に入りの草むらに遊びに行こうってにゃ」
「にゃにゃ、相変わらず、そういった行動は早いにゃあ、ジジは…それでどうなったんにゃ?」
「『あたし、草むらって…好きじゃにゃいの…体が汚れるにゃ』って、キッパリお断り、撃沈にゃ」
「ところで、トムくんはどうにゃんにゃ?この前言ってたあずきちゃんはにゃ?」
「にゃ、にゃ…それがにゃ…」
「にゃんにゃあ~トム、まだ声もかけていなんにゃ?」
「にゃ…そんなところにゃ…」
「お前の方は、相変わらず、クソ真面目にゃんだからにゃあ~」

真面目な優等生トムくん

トムくんはキジシロの猫。手足が白いので、白いソックスを履いているみたいに見えるのが、とってもかわいい。地図を見るのが大好きで、あたちたちの住む町の隣町から、人間の郵便配達車に便乗してここまでやってくる。
トムという名前は、あの人気漫画の『トム&ジェリー』からつけられたということだが、漫画の主人公と違って、シャイで生真面目な男の子だ。家では、ミモちゃんっていう三毛のお転婆の妹と一緒に暮らしている。

チャラ男のジジくん

ジジくんは、ぐれ猫病院出身で、あたちの一年後輩になる黒猫の男の子だ。性格はひょうきんな吉本系だが、ルックスはジャニーズ系なので、『ぼくは、結構モテるんにゃ』って話だが、これはあくまでも自称なので信用はできない。
面白くて調子が良いのは、チャラ男ってとこだな。
あたちと同じ、里親さんとの二人暮らしの母子家庭で、里親思いの優しい猫だ。

「やにゃあ~、みなさんお揃いで…にゃ!ぼくもお魚もらって来ようっとにゃ」
ジジくんはそう言うと、バイトのおねえさんにおねだりして、ヒラメをいただいて戻って来た。
あたちたちの輪にジジくんとトムくんが加わり、みんなは車座になってにぎやかに四方山話が始まった。
今日の話題は、最近ブームとなっている、『ねこカフェ』についてだ。
「トムくん、『ねこカフェ』ってあるにゃ!あれって何する所にゃ?」
「ちくちゃんあれはにゃ、人間がお茶を飲むティールームに、猫が何匹かいてにゃ…」
「その猫たちが、人間の遊び相手をする所にゃ」
「物好きな人間はにゃ、そこへお金を払って猫に戯れに行くにゃ」
「ぶにゃあ~、ば、ばふぇってぼとば…ビッャンコも…ぼいしいもん…い、いっばい…ばれべれるにゃ?」
「シャ!あ~ちゃん、魚ほうばってるから何言ってるかわからんにゃ!」
「すもちゃん、『カフェだからニャンコも美味しい物をいっぱい食べれるのかな?』って、言ってるにゃよ」
「にゃ、チョコねえさん、さすが一緒に暮らしてるから、あ~ちゃんの話わかるんにゃね」
「しかしにゃ、ニャンコが人間の遊び相手をするにゃんてにゃ!まったく最近の猫も落ちたもんにゃ!」
「猫っていうのは、本来、狩をして暮らす生き物にゃのに、情けにゃい話しにゃ」
縄張りの見回りに行っていたチョコねえさんもあたちたちの輪に合流した。
その時、みんなの話を黙って聞いていたジジくんが口を開いた。
「実はにゃ、ぼく、その『ねこカフェ』に行ったことがあるんにゃ」
「にゃにゃ~ジジ、それは始めて聞く話しにゃ、いつそこへ行ったんにゃ?」
「にゃにゃにゃ~ジジくん、いったいどんなとこだったにゃ、早く、早く教えてにゃ!」
興味津々のチェリーちゃんがジジくんに言った。。
「そこはにゃ〜、そりゃあ〜、とってもキャワいいニャンコたちがたくさんいたんにゃ」
ジジくんが『ねこカフェ』の話しを始めた。

そのねこカフェは、都心の中心地から少し離れた高級ベットタウンにあり、そのショッピングモールの中の一際目をひく、大きな5階建ての雑居ビルの一番上に店を構えていた。






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ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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