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がりことぐれ猫たち〜再会〜







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今日は祭日とやらで、うちのおばちゃんはお休みのようでちゅ
今日はことのほか良いお天気で
とっても気持ちがいいでちゅ
一日中ごろごろと何もしない一日もいいもんでちゅ

「へっ!何もしない一日だって!」
「ちくわは年がら年中のことやないけ!」

おばちゃんが何か言うとりまちゅ

おばちゃんが夏にドンからいただいてきた“モンテスラ”
新しい芽がでまちた

あたちは、最近このモンテスラさんのお水をいただいてまちゅ
おばちゃんが用意した、ご飯の隣にある容器に入った水道水より、こちらのお水が好きなんでちゅね

「へっ!モンテスラの水だって…、利いた風な口やな…」
「所詮、お前は、野良っていうことや!」

また、おばちゃんが何か言うとりまちゅ


20140923110415141.jpg


「がりこしゃん、こんにちわ、いろいろ大変っだったにゃ…」
「はにゃ〜あ!がりこしゃん!」
あたちは、ゲージの中に入って区役所から出てきたがりこに挨拶したが、そのにゃん相を見て驚いて声を出した。
「ちくわ!どうしたにゃ!?」
「にゃにゃにゃにゃにゃあ〜ん」
あたちの言葉を聞いて、がりこを見たすももねえさんもびっくりして歓声のような声を発した。
すももねえさんは、びっくりするととても長い歓声のような雄たけびを発する。
「にゃあ、出た出たすももねえさんのF1マシーンにゃはは〜はにゃあ!」
ジジくんはそう言っ笑っててがりこを見たが、あたちたちと同じでびっくりして声を出した。
「ジジ!何を言ってるんにゃ!」
「が、がりこさん、その目は…」
続いてがりこを見たトムくんが言った。

みんなが驚くのも無理がなかった。
あのがりこのトレード・マーク、代名詞とも言うべき、がりこの目が変わっていたのです。
あるかないかわからないほどの極小の黒目、点ほどの黒目が大きくなっていたからです。

「はあ…はあ…、何、そんなびっくしてるん、にゃ?」
「にゃにゃにゃ、目にゃ目にゃ…」
「あ、あたしだって…あんたらと同じ普通の猫にゃ…」
すももねえさんの問いにがりこが答えた。

久々にあたちたちと再会したがりこは、保護された動物病院で処方された点滴が効いたのか、顔面の浮腫が多少取れ、にゃん相が変わっていたのだった。

「ににゃ、ともかく、元気そうで良かったにゃ!」
「これから、ひとまずぐれ猫病院に行くんにゃってにゃ」
「ヨウコさんが里親を引き受けてくれて、お家も決まって良かったことだしにゃ」
「はあ…そうにゃ、チョコに、み、みんなありがとにゃ」
チョコねえさんが声をかけた。

「がりこの生きたいという強い思いが、ヨウコさんに伝わったんにゃ」
「そうにゃね、しももねえさん」
「それを言うなら、ヨレヨレ婆さんの生きたいって強い思いがでしょ!にゃ」
「シ〜…チェリーちゃん、がりこに聞こえるにゃ…」
ジジくんがチェリーちゃんに言った。

「それじゃ、みんな、気をつけて帰ってね」

ヨウコさんはがりこの入ってゲージを持ち上げて、車の置いてある駐車場に向かって歩き出した。
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がりことぐれ猫たち〜解放


たぷちゃんがいる間は、ずっと姿を隠していたあたちですが、このままではいけない…と思い
勇気を奮い起こして、たぷちゃんと向き合いまちた
ここは、あたちの家だから、頑張らねばにゃと
たぷちゃんとはじめて挨拶にゃ
た、た、たぷちゃん…落ち着いてにゃ…
凶暴肉食恐竜ティラノサウルスと身体は大きいけど大人しい草食恐竜の対決のようにゃ
結果はと言うと…あたちは暫くの睨み合い後、退散ちまちた。へへへ


たぷちゃんと対決後、あたちに、ハ、ハゲが…
こう見えてもあたちはナイーブにゃんよ


たぷちゃんのママが戻り、たぷちゃんはお家に帰りまちた
平穏無事の生活が戻ったにゃ、ふう〜😇



あたちたちはヨウコさんに先回りして白いビルの三階にいた。
ここは、○△区役所の環境衛生課という所だ。
あたちたちは、味気ないグレーのソファの下に隠れてヨウコさんが来るのを待っていた。
お役所らしく、壁にはたくさんの掲示物が貼ってあるが、その中で犬、猫の里親募集案内の掲示物が目に止まった。いったいこの中の何匹が助かるのだろうか…、この子たちは、里親がみつからなければ、殺処分されてしまうのだ。とても恐ろしい現実が待っている。

「にゃ、ヨウコさんにゃ」
ジジくんがエレベーターから降り、こちらに向かって歩いて来るヨウコさんを見て言った。
ヨウコさんかカウンターに近ずくと、若い女性が近づいて来た。
ヨウコさんは、その女性に促されたカウンター横の椅子に腰をかけた。

「先ほど、ご連絡差し上げたサトウと申します。」
「ご高齢で衰弱の激しい猫ちゃんの返還の件ですね…」

この課は、他の課と違い、訪れる人もなく、とてものんびりとしている。

「何か…閑散として暇そうな部署にゃね」
「すもちゃん、あたしたちにはいろいろ関係のある所にゃんよ」
「犬の狂犬病の予防注射や、あたしたち野良猫の不妊去勢手術の補助金申請にゃんかの手続きをする所にゃ」
「にゃにゃ〜そうにゃんにゃ」

カウンターでは、ヨウコさんが今までの経緯を担当者に切々と説明している。
担当のサトウさんは、その話しの一つ一つにとても同情的に相槌を打っている。

「こちらが申請書になりますので…」
「え〜と猫ちゃんの柄は…」
「茶白です」
「年齢は…」
「高齢!」
「え〜と特徴は…」
「ガリガリ、衰弱!」
「え〜保護先は…」
ヨウコさんが申請書に必要事項を記入しているようだ。

「え〜と、海浜動物病院で一晩過ごした管理料が3,000円で…」
「それと返還料の3,000円で、合わせて6,000円です。」

本当に何度聞いてもおかしな話だ。
ボロ猫を引き取るのにこんな手続きがあるいうことがだ。
「それでは、猫ちゃんは地下の倉庫にいるので、そちらでお渡しします」
手続きが終わったようなので、あたちたちは区役所の入口で待つことにした。
あたちたちは建物の入口の花壇の前にいた。
暫くして、遂に解放されキャリーケースに入ったがりことヨウコさんが出て来た。

「あにゃ!出て来たにゃん!」
あたちたちは、ヨウコさんのもとに駆け寄った。

「あら!お帽子ちゃんとみんな…」
「よくここがわかったわね」
「がりこを心配して来てくれたのね」
「にゃにゃ〜あ」
すももねえさんが返事をした。

「これからがりこを病院に連れて行くから…」
「悪い病気がないか検査をして…あと蚤の駆除をしないとね」
「先生、びっくりするかな…こんな子を持ち込んだら…」
「でも…あの先生なら大丈夫よね」
ヨウコさんが呟いた。
プロフィール

ちくわ

Author:ちくわ
2010年5月生まれ、茶トラのにゃんこでちゅ。好きな食べ物はおでんの汁にゃ。よろちくわ!

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